AmazonのKindleストアにて講談社文庫のミステリ作品を対象とした「法医学ミステリー&数学ミステリー特集」が実施されています。
こちらはKindle公式セールとして実施されているもので、10月27日までの期間限定で対象作品が30%OFFとなります。
セール名にあるようにミステリ作品の中でも法医学と数学に的を絞ったユニークなセレクトとのフェアですね。”ききはこ”のオススメは、井上真偽(いのうえ まぎ)さんの「恋と禁忌の述語論理」と、森博嗣さんの「笑わない数学者」でしょうか。
「恋と禁忌の述語論理」は第51回メフィスト賞受賞作で、一見するとライトノベルのような雰囲気なのですが、蓋を開けてみると数理論理学をベースにしっかりと本格ミステリをやっているのが好印象です。「数理論理学なんて分からないよ!」という方でも最後まで楽しむことができますよ。
そして、これにハマった方には井上真偽さんの2作目、「その可能性はすでに考えた」もオススメですよ!
また、「笑わない数学者」は何と言ってもラストが最高です。ネタバレになるため詳しくは言えませんが、本当に良いまとめ方で、”ききはこ”的にはS&Mシリーズの中でも一番好きな作品ですね。
ちなみに、「恋と禁忌の述語論理」には作中に数理論理式がいろいろ登場しますが、iOS版のKindleだと記号が90度回転してしまい正常に表示されませんでした。Android版はちゃんと表示されるんですけどね。
それはともあれ、興味のある方はチェックされてみてはいかがでしょうか。
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「恋と禁忌の述語論理」で一部のエピソードに登場した上苙丞が、「その可能性はすでに考えた」の主人公なのですが、こうゆう作品間のリンクって面白いですよね〜。
「法医学ミステリー&数学ミステリー特集」:28冊 (Kindleストアへ)
対象タイトル
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その他の対象タイトル
「法医学ミステリー&数学ミステリー特集」:28冊 (Kindleストアへ)
※ 上記の情報は、2016年10月25日現在のものです。
気になる作品のある方はチェックされてみてはいかがでしょうか。
以上、Kindle セール情報でした。
なお、現在実施中のKindleセールをまとめた一覧もありますので、他のセールをご覧になりたい方はご参照ください。