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東洋経済オンラインがKindle Unlimitedの急変について報じる!

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Amazonが提供する電子書籍の定額読み放題サービス、Kindle Unlimitedのスタートから1ヶ月半、みなさんはどんなKindleライフを送っていますか?

”ききはこ”は様子見ということで、無料期間の終了に合わせてサービスの利用を停止しましたが、サービス自体には期待や興味があるため、その動向は常に気になっています。

こちらの記事でもご紹介しましたが、読み放題対象タイトルの減少を朝日新聞が報じるなどいろいろと話題の絶えないKindle Unlimitedですが、先日東洋経済オンラインがこの”Kindle Unlimitedの急変”について報じました。

 

 

東洋経済オンラインの記事について

 東洋経済オンラインの記事では、朝日新聞が報じた読み放題対象タイトルの減少についての記事を補足する形で、以下の項目について触れられています。

  • パブリッシャーへの支払いシステムの形態
  • 出版社への支払いに対して適用した期間限定の特例措置がサービスの懐事情を圧迫した
  • 事態の原因となる日本独自の出版状況
  • Kindle Unlimitedはどうするべきであったのか

 現在までにもKindle Unlimitedのシステムについては方々から情報が出ているため、特別に新しい情報が報じられているというわけではないのですが、パブリッシャーへの支払いシステムからそれによって生じた問題まで、関係者からのヒヤリングをもとにまとめられている点がよいですね。

それでは、各項目について見ていきましょう。

 

 

いろいろ特殊なパブリッシャーへの支払いシステム

東洋経済オンラインの記事では、 読み放題対象タイトル減少の原因となったのは一般的な出版社への特例措置であるとしています。

Kindle Unlimitedには支払いシステムが複数あり、セルフパブリッシング系の書籍に適用されるページ単位換算の「KENP」と、一般的な出版社に適用される2016年12月31日までの期間限定措置である、1購読につき通常の販売と同じ額が支払われるシステムに分かれます。

問題の原因となっているのは後者のシステムです。このシステムでは作品の10%以上を読者が閲覧した場合に条件が適用されますので、この換算によってAmazonが出版社に支払う額が大きくなりすぎてしまったというのです。

そのためにAmazon側から特例措置の早期終了が通告され、対象タイトルの減少につながったのですね。確かに1冊全部を読まなくても10%読んだだけで購入したとみなされるのは、太っ腹すぎる印象はあります。

さらには、そもそもセルフパブリッシング系の側から見れば、一般的な出版社への優遇とも取れる支払いシステムへの不満も生じているようですから、問題の解決はなかなか難しそうですね。

 

 

日本の出版は雑誌とコミックが強い

ではなぜ先述の特例措置がそこまで大きな問題となってしまったのかという点ですが、これには日本の出版事情が大きく関わっているとしています。

海外に比べ日本では 雑誌とコミックの人気が高いため、これらの書籍の場合”読まれた判定”の10%にすぐに到達してしまうというのです。

うん、確かに小説の10%とコミックや雑誌の10%って読むのに要する時間は全然違いますよね。これは自分も一利用者ながらずっと疑問に思っていました。

自分は小説をメインにKindleを利用しているため、そもそも読み放題といっても元を取れるほどに読めるだろうか、という疑問があり、現在はKindle Unlimitedの利用を止めているんですよね。

 

 

読み放題が好調だと本を買ってもらえなくなる

しかし何より重要な問題としてあげられているのが、結局のところ「思った以上に皆が読み放題に流れ、きちんと買ってくれる人が減るペースが大きかった」ということなんですね。

これは読み放題サービスが抱える最大のジレンマですよね。対象タイトルが多すぎれば一般購入者が減り、対象タイトルが少なければ読み放題サービスの魅力が薄れてしまうという。

今回の場合は、読み放題対象タイトルを増やすために行った出版社への特例措置が、サービスが好調であるがゆえに仇になってしまったという形でしょうか。

まぁ、この問題は利用者の好みによっても大きく変わりますよね。雑誌は比較的に新刊が即Kindle Unlimitedに登場しますから、あれだけ魅力的な新刊が揃っていれば買わなくなっちゃいそうです。。。

自分の場合は小説中心なのですが、小説は読み放題対象がそれほど多くはなく、そのラインナップに変化もないので読み放題に魅力を感じることができませんでした。なので買っている書籍の量は以前と変わっていないですね。

 

 

年末を境に Kindle Unlimitedはどうなる

一般的な出版社への特例措置の早期終了が、一体どの程度の範囲で行われたのかわかりませんが、まだ2016年12月31日までの期限で実施されている書籍が一部でもあるのであれば、年末を境に対象ラインナップ数の激変が起こる可能性もあるのではないでしょうか。

また、雑誌は比較的に新刊がKindle Unlimitedに登場していますが、小説やコミックはなかなか新刊や売れ筋が追加されるということがなく、対象ラインナップの魅力がどんどん薄れていくという点も懸念されます。

今後の対象ラインナップの拡充については利用者から見ると大きな問題ですよね。自分もこれ以上減るようであれば再度利用することはないでしょうし、小説作品がどれぐらい増えるかという点も重要視しています。

 

 

それでもやっぱり読み放題に期待したい

 こうやってみると、正直うまく運用されているとは言い難い印象のあるKindle Unlimitedですが、やはり定額読み放題というサービス自体は魅力的なものであるため、今後に期待したいですね。

 

 

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