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Kindle Unlimited:サービス開始から1ヶ月。Kindle Unlimitedの対象タイトル数は増えた?それとも減った?

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Amazon Kindleの定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」のスタートから1ヶ月。みなさんはどんなKindleライフを送っていますか。

早いもので衝撃的な「Kindle Unlimited」の登場からひと月が経ちました。電子書籍市場における大本命Kindleが運営する定額読み放題サービスということで、サービス開始後も巷では様々な話題が飛び交っており、Kindle Unlimitedへの関心の高さが伺えますね。

その中でもひときわ大きい話題となったのはこちらの記事でもご紹介した、朝日新聞が読み放題対象タイトルの減少を報じた件ではないでしょうか。

やはり定額読み放題サービスということで、タイトル数がサービスを評価する上での重要な要素の1つとなるため、”対象タイトルが減る”、しかも”人気タイトルが姿を消しつつある”というのは衝撃でした。

そんな「Kindle Unlimited」について、今回はサービス開始から1ヶ月後の読み放題対象タイトル数を調べてみました。タイトル数の増減を見るため、8月25日(サービス開始3週間)と8月3日(サービス開始日)の数値と比較しています。

なお、ご参考までに前回までのKindle Unlimitedの対象タイトル数に関する記事はこちらの5つとなります。

 

 

サービス開始から1ヶ月のKindle Unlimited 対象タイトル数

まずはサービス開始から1ヶ月経ったKindle Unlimitedの対象タイトル数および、先週※と比較した対象タイトル数の増減を見てみましょう。

 

※ 先週の数値はサービス開始3週間後の8月25日時点のものとなります。赤字は増えた数値、青字は減った数値です。

カテゴリ 対象タイトル数【全体に占める割合】:先週比の増減
全体 133,203冊【27.8%】:-6,359冊
文学・評論 20,570冊【23.5%】:+283冊
小説・文芸 14,329冊【23.4%】:+166冊
ミステリー・サスペンス 185冊【5.8%】:+10冊
ビジネス・経済 7,964冊【40.1%】:+64冊
コンピュータ・IT 2,505冊【34.9%】:+41冊
趣味・実用 7,531冊【41.1%】:+114冊
スポーツ・アウトドア 3,341冊【56.1%】:+35冊
旅行ガイド・マップ 2,044冊【40.0%】:+63冊
コミック 26,506冊【15.9%】:-4,178冊
ライトノベル 2,889冊【12.9%】:+25冊
雑誌 4,198冊【30.7%】:+162冊

 

以上のようになりました。これはまたはっきりと結果が出ていますね。。。

8月25日時点の数値と比べると6,359冊も対象タイトル数が減っています。しかも、ほとんどのジャンルで数値が増えているにもかかわらずコミックのみが大幅に減っているという状況ですね。

8月25日は各ジャンルともに一気に数値が減った週だったので、その反動のためか今回はほとんどのジャンルで数値が増えています。そんな状況の中でもコミックだけが4千冊以上も減っているというのは衝撃です。

ちなみにここでは計測していませんが、朝日新聞の記事によれば写真集などもかなり減っているようなので、それらを合わせると全体で6千冊以上が減っているということになります。

この結果の要因は朝日新聞や徳間書店の情報にあった「条件面での変更」、つまり”出版社に対して行なっている期間限定の利用料上乗せ”が見直された結果という可能性が高いですね。

 

 

8月3日(サービス開始初日)との比較

次に本日(9月5日)と、8月3日(サービス開始初日)の数値を比べてみました。

 

※ 赤字は増えた数値、青字は減った数値です。

カテゴリ 8月3日との比較(増減)
全体 -6,457冊
文学・評論 +466冊
小説・文芸 +332冊
ミステリー・サスペンス +29冊
ビジネス・経済 -231冊
コンピュータ・IT -319冊
趣味・実用 +128冊
スポーツ・アウトドア -41冊
旅行ガイド・マップ +45冊
コミック -4,186冊
ライトノベル +63冊
雑誌 +276冊

 

以上のようになりました。こちらの数値もはっきりしていますね。

サービス開始初日と比べても6千冊以上のタイトルが減っています。先週比と同じような数値になっていますから、やはり9月に切り替わった時点で大幅に対象タイトルが減っているようですね。

後述しますが、この1ヶ月で新刊書籍 2,932冊が新たにKindle Unlimitedの対象に加えられています。にもかかわらず全体としては6千冊以上が減っているわけですから、実際は1万冊弱が減っているということになりますね。

 

 

減ったタイトル=人気タイトル

ここまで、対象タイトル数の数字のみを見てきましたが、しかし実際のところ、サービスの品質というのは数だけではなく作品の良し悪しも重要ですよね。どんなに数が多くても読みたいものがなければ意味がありませんし。

なので、現状の「Kindle Unlimitedの対象タイトル数が減る」ということの一番の問題は、「減ったタイトル=人気タイトル」であるということではないでしょうか。

というのも、朝日新聞が報じたところによれば、減少の理由は下記の記事抜粋にあるように、”人気の高い本で想定以上のダウンロードがあったから”、とのことですから、これを踏まえるとただ減ったという以上の衝撃がありますね。

 

朝日新聞が8月31日に報じた記事の抜粋:

サービス開始に合わせて多くの書籍をそろえようとしたアマゾンが、出版社に配分する利用料を年内に限って上乗せして支払う契約を締結。しかし想定以上の利用が続いて負担に耐えきれなくなり、利用が多い人気本をラインアップから外し始めたとみられる。

サービス開始から1週間ほどで漫画やグラビア系の写真集など人気の高い本が読み放題サービスのラインアップから外れ始め、アマゾン側から「想定以上のダウンロードがあり、出版社に支払う予算が不足した」「このままではビジネスの継続が困難」などの説明があったとしている。

 

さらにこの1ヶ月で新刊書籍 2,932冊が新たにKindle Unlimitedの対象に加えられていますが、必ずしも「増えたタイトル=売れ筋タイトル」ではないという点も懸念されます。

雑誌は売れ筋の新刊が追加されたりもしていますが、それ以外のジャンルでは目玉といえる新刊はないように見受けられますし、これでは今後の対象ラインナップの拡充に不安を感じてしまいます。

 

 

おまけ:この1ヶ月間に発売された書籍のKindle Unlimited 対象タイトル数

参考としてこの1ヶ月間に発売された新刊書籍のうち、Kindle Unlimitedの対象となっているタイトルをまとめてみました。

8月3日〜9月5日に刊行されたKindle Unlimited対象タイトル (全2,932冊)

 

 

まとめ

ここまで、この1ヶ月間のKindle Unlimitedに関する数値をいろいろ見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

現時点ではなかなか厳しい状況にあるように感じますが、期待のサービスということで、ここはなんとか乗り切ってがんばってほしいですね!

 

以上となります。

それでは今日もよいKindleライフを!

 

 

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