2015年に刊行した「王とサーカス」が国内ミステリランキング3冠を達成したミステリ作家、米澤穂信(よねざわ ほのぶ)さんがご自身の代表作となる「〈古典部〉シリーズ」の新刊についてTwitterで言及されました。
2001年に第5回角川学園小説大賞の奨励賞を受賞した「氷菓」から始まる「〈古典部〉シリーズ」は現在までに5作品が出版されていますが、第5作の「ふたりの距離の概算」が2010年(文庫版は2012年)に刊行されて以降新作は登場していませんでした。
2012年には京都アニメーションの制作でTVアニメ化もされ人気を博した同シリーズですが、これはもしかしたらTVアニメの続編も期待できるかもしれませんね!
米澤穂信さんのツイートによると、刊行予定は今年の11月で題名は未定、さらにその中には既発表の「連峰は晴れているか」「鏡には映らない」「長い休日」「いまさら翼といわれても」などの短篇・中篇も収録されるようです。
以下は米澤穂信さんのツイートです。
〈古典部〉シリーズの新刊を、今年の11月に出させていただく予定になっています。題名は未定で、「連邦は晴れているか」「鏡には映らない」ほか既発表の短篇・中篇も収録されます。
— 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) 2016年5月14日
「連峰」だった……。
— 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) 2016年5月14日
「誤字修正! いったん削除するんだ、急げ!」 「だ、だめです、すでに拡散しています! 訂正追いつきません!」 「なんてこったッ」
— 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) 2016年5月14日
〈古典部〉新刊の構成内容については検討中です。いまのところ、既発表の「連峰は晴れているか」「鏡には映らない」「長い休日」「いまさら翼といわれても」は全て含まれる予定になっています。それ以上のことについては、決まり次第お伝えいたします。
— 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) 2016年5月14日
なお、現在までに刊行されている「〈古典部〉シリーズ」を下記にまとめました。
〈古典部〉シリーズ まとめ
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新作の刊行が今から待ちきれませんね!どんな作品になるのか気になります!
以上、米澤穂信さんの新刊情報でした。