全国の書店員がいちばん売りたい本を選ぶ「本屋大賞」、その最新版となる「2017年 本屋大賞」が昨日(4月11日)発表されました。
「売り場からベストセラーをつくる」という意気込みのもと2004年に設立された本屋大賞。この時期に書店へ行くと、どのお店でも特設の棚や気合いの入ったポップがあったりと、いろいろ楽しいですよね。
さてさて、そんな本屋大賞ですが、全国の446書店・書店員564人の投票によって選ばれた今年の本屋大賞は、、、、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」が受賞しました!!
すごいですねぇ。「蜜蜂と遠雷」が直木三十五賞に続き本屋大賞も射止めました。これは本屋大賞史上初の快挙となります。
ちなみに恩田陸さんは第2回(2005年)の本屋大賞も「夜のピクニック」で受賞しており、同賞2度目というのも初のことだそうです。
ここでは、大賞となった「蜜蜂と遠雷」のほか、ノミネート作品の順位をまとめてみました。

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”ききはこ”は森見登美彦さんの「夜行」を応援していましたが、8位という結果でした〜。でもオススメの作品ですよ!
大賞
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蜜蜂と遠雷
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恩田陸 (著) |
価格 : 1,555 円 (389 円 OFF/20% OFF) |
出版 : 幻冬舎
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★★★★☆ 147件のレビュー |
私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!
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2位〜10位
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2位:みかづき
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森絵都 (著) |
価格 : 1,798 円 (200 円 OFF/10% OFF) |
出版 : 集英社
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★★★★★ 42件のレビュー |
昭和36年。小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い――。
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3位:罪の声
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塩田武士 (著) |
価格 : 1,458 円 (324 円 OFF/18% OFF) |
出版 : 講談社
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京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われたテープとまったく同じものだった。
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4位:ツバキ文具店(Kindle版なし)
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小川 糸 (著) |
価格 : 1,512 円 (Kindle版 : なし) |
出版 : 幻冬舎
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★★★★★ 35件のレビュー |
ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、お届けします。
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5位:桜風堂ものがたり
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村山 早紀 (著) |
価格 : 1,280 円 (448 円 OFF/25% OFF) |
出版 : PHP研究所
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★★★★★ 6件のレビュー |
万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。田舎町の書店の心温まる奇跡。
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6位:暗幕のゲルニカ
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原田 マハ (著) |
価格 : 1,382 円 (346 円 OFF/20% OFF) + 9%pt還元 |
出版 : 新潮社
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★★★★☆ 49件のレビュー |
反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの“ゲルニカ”。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した…。大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯する、華麗でスリリングな美術小説。
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7位:i(アイ)(Kindle版なし)
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西 加奈子 (著) |
価格 : 1,620 円 (Kindle版 : なし) |
出版 : ポプラ社
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★★★★☆ 31件のレビュー |
「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは―。
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8位:夜行
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森見登美彦 (著) |
価格 : 1,360 円 (152 円 OFF/10% OFF) |
出版 : 小学館
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★★★★☆ 59件のレビュー |
『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』『きつねのはなし』代表作すべてのエッセンスを昇華させた、森見ワールド最新作!旅先で出会う謎の連作絵画「夜行」。この十年、僕らは誰ひとり彼女を忘れられなかった。
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9位:コンビニ人間
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村田沙耶香 (著) |
価格 : 1,000 円 (404 円 OFF/28% OFF) |
出版 : 文藝春秋
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★★★★☆ 453件のレビュー |
36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。
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10位:コーヒーが冷めないうちに
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川口 俊和 (著) |
価格 : 1,080 円 (324 円 OFF/23% OFF) |
出版 : サンマーク出版
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★★★★☆ 98件のレビュー |
お願いします、あの日に戻らせてください――。過去に戻れる喫茶店で起こった、心温まる4つの奇跡。
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2018年10月4日のトピックス
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※ 上記の情報は、2017年4月11日現在のものです。
以上、2017年本屋大賞でした。